私はパンシェルジュとパンマイスターの資格を取得しています。
先日パンシェルジュ2級に合格したので、パンシェルジュについて体験談も含め紹介します。
パンマイスターについてはこちらの記事を参考にしてください。
パンシェルジュ検定とは?どんな資格?
パンシェルジュ検定は日販セグモ株式会社が企画・運営している 資格試験です。
パンシェルジュは造語で
奥深いパンの世界を迷うことなく案内できる
幅広い知識を持った人
https://www.kentei-uketsuke.com/pancierge/about/ パンシェルジュ検定HPから引用
という意味だそうです。
1級〜3級まで階級があり、それぞれ合格すると資格を取得できます。
3級=パンシェルジュベーシック
2級=パンシェルジュプロフェッショナル
1級=パンシェルジュマスター
どんな人が受ける資格?
パンシェルジュ検定公式HPによると、パン屋さんやパン教室講師、パンの商品開発に携わっている人などパンに関わりのある仕事をしている人から
パン屋さん巡りが好きな人や、私のような趣味でパン作りをしている人が受けているようです。
とにかくパンに興味がある人
なら誰でも受けているみたい!
各級の受験資格・出題方式
受験資格
- 3級・2級…特になし
- 1級…2級合格者
出題方式
私が受験した第23回、24回での出題方式
- 3級・2級…選択問題(マークシート回答)
- 1級…選択問題(マークシート回答)+記述式レポート
1級のレポートはテーマが3つ受験票に書かれていました。試験日が近づくとHPにも掲載されます。3つのうち1つを選んで、当日回答するようです。
レポートに書く内容は
事前に考えることができるようです
出題内容・難易度
出題内容と合格率はパンシェルジュ検定公式HPに載っていました。
問題は公式テキストの内容を中心に出題されます。
3級ー合格率84%ー
パンの基本的な製法、パンの歴史・文化・マナー・衛生など、パン好きが知っておきたい基礎知識
2級ー合格率65%ー
3級の出題内容に加えて、マーケット・トレンド・コンビネーションなど、より専門的で実用的な知識
1級ー合格率49%ー
3級・2級の出題範囲に加えて、高度で専門的な知識
級が上がるごとに幅広い知識が必要となってくるよ
受験方法
パンシェルジュ検定公式HPから受験申込ができます。
第24回では会場受験とオンライン受験のどちらかを選択できましたが、1級は会場受験のみでした。
会場は仙台、東京、横浜、名古屋、大阪、岡山、福岡があります。
《体験談》パンシェルジュ検定を受けてみた!
勉強方法
問題は公式テキストの内容を中心に出題されるため、公式テキストを使って勉強するのが、一番効率が良いと思います。
私はパン作りに関する知識はありますが、パンの歴史や文化、トレンドなども出題範囲なので、テキストを買わずに試験をうけるのは難しいかなと思いました。
テキストには問題集も入っているため、テキストを読む→問題集を解く→テキストを読むを繰り返します。
また、私が受験したときは、試験を申し込むと過去問の一部をダウンロードすることができたので、過去問を使って勉強することもできました。
計算問題などはほぼありません。1問あったかなというくらい。全部暗記問題です。
試験問題はテキストの隅々から出題されます。端っこのコラムからも出題されます。そのため、問題集や過去問だけでなく、隅々までテキストを読み込む必要があります。
どのくらい勉強時間が必要か
勉強時間は元々どのくらいパンの知識を持っているかによりますが、テキストは200~250ページくらいです。
図やイラストも多いので読み込むのにそれほど時間はかかりません。
私は2,3級それぞれ2か月くらい、1日1時間ほど勉強しましたが、これもかなり余裕がある勉強の仕方かな?と思います。それほど追い込まれずにのんびり勉強しました。
受けてみた感想
実際私が受験してみた感想は、3級は「受かった!」と思いましたが、2級は「ん…?」と思う問題が多々あり、自信はありませんでした。笑
本当にテキストの隅々から出題されるので、隅々読み込んだほうが、確実に合格できると思います。ただ選択問題なので、「自信がなくても意外と受かってた!」ということもあり得ます。
時間配分については、時間が足りなくなることはありませんでした。しかし3級・2級は100問ありますので、のんびりしていると時間はなくなります。
問題文も選択肢もそれほど長い文章ではありませんので、覚えてないところは、立ち止まらずに勘で回答して進めました。
2級の出題内容は3級の出題内容も含む。とありますが
2級のテキストを読み込めば合格できるような気がしました。
補償はできませんので、心配な方は3級の出題内容もよく勉強しましょう!
合格後できることは?
合格後できること
パンシェルジュの資格を持っていないとできない!という仕事は、特にありません。
ただパン屋さんやパン教室を開くときに、パンシェルジュの資格を取得していることを示せれば、箔がつくかな?と思います。
ぱんてな について
ぱんてな はパンシェルジュ検定オフィシャルメディアで、パンに関する活動を企画・提案している、WEBコミュニティ&マガジンです。
パンに関するコラムの連載があったり
会員登録をすれば、パンに関するモニターキャンペーンやプレゼント企画に応募できます。
会員登録はパンシェルジュの資格がなくても可能です。
ぱんてなが企画するイベントの中に、パンシェルジュの資格を持っている会員のみ参加可能なイベントがあります。
私も先日パンシェルジュのみ参加可能のイベント
「パン開発プロジェクト」に参加させていただきました!
詳しくはこちらの記事で↓
パンシェルジュ検定はこんな人におすすめ
パンシェルジュ検定は、パンを作らないけど「パンが好き!」という方にもおすすめな資格です。
パンシェルジュ検定の学習内容は、パン作りに関する知識もありますが、パンの歴史やパン業界の動向、パンの種類の知識など、その他の内容が多いからです。
最後に
パンシェルジュ検定について、体験談も含め紹介してみました。
パンの知識が広がり、パン好きの人にとってはとても楽しい資格勉強になると思います。
パンのことをもっと知って、さらにパンが好きになる~!
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