スーパーで手に入る材料
たった５点でパンは作れるよ！
最低限！【初心者のパン作りに必要な材料5点】はこちら
- 強力粉
- パン酵母（インスタントドライイースト）
- 砂糖
- 塩
- 油脂
実は強力粉、酵母、塩の3点だけでもパンはつくれます。
その場合はフランスパンのようなハードなパンになりますが、初心者には難しいので、まずはこの5点をそろえてパンを作りましょう。
- 材料5点の役割
- 材料5点を買うときの選び方
強力粉
強力粉の種類とタンパク質含有量
強力粉はスーパーに売っているものでOK！。薄力粉も同じ小麦粉ですが、タンパク質含有量が異なります。パン作りには強力粉を使用しますので、間違えないように注意！
小麦粉の種類は他にもあり、タンパク質含有量が多いものから、最強力粉、強力粉、準強力粉、中力粉、薄力粉となります。それぞれ使用用途が異なります。
パンに使われるのは主に、最強力粉、強力粉、準強力粉です。強力粉に10～20％薄力粉を混ぜることもあります。そうすると歯切れの良いパンになります。
タンパク質が多いと強いグルテンをつくることができ、パンが膨らみやすくなります。ただし強い力でこねる必要があります。
初めてのパン作りでは
とりあえず強力粉を買えばOK
もし種類を選ぶなら国産よりも
外国産のものが使いやすいのでおすすめ
最強力粉
最強力粉は膨らむ力が強い！ので、食パンに使用するとふっくらしたパンになります。ただしこねるのに強い力が必要になります。
また、副材料（油脂、卵、乳、糖、トッピング）が多いと、グルテンが形成されにくく、パンが膨らみにくいことがあります。そのようなパンにも最強力粉がおすすめです。
準強力粉
準強力粉は、外側がパリッとしたフランスパンなどのハード系のパンや、クロワッサンに使用します。タンパク質が少なく、頑張ってもグルテンは形成されにくいです。そのため、強いグルテンを形成することを目的とせず、あまりこねに時間をかけないパンにおすすめ。
最強力粉や準強力粉はスーパーではあまり見かけませんが、富澤商店やお菓子・パン作りの総合サイトcottaで販売されています。
初心者の方はまずは強力粉でパンを作ろう！
国産小麦と外国産小麦
スーパーで売っている強力粉は外国産小麦が多く、製パン性も優れています。
国産小麦は先ほど紹介した富澤商店やお菓子・パン作りの総合サイトcottaで購入できます。
| 【国産小麦】 | 【外国産小麦】 |
|---|---|
| 吸水が良くない | 吸水が良い |
| タンパク質が少ない（＝膨らみにくい） | タンパク質が多い（＝膨らみやすい） |
| 小麦の風味 | あっさりした味わい |
国産小麦は外国産小麦に比べ吸水が良くないため、レシピ通りの水分量でパンをつくると、べちゃっとした生地になります。
慣れてこれば頑張ってこねて、生地がまとまることもありますが、
初心者の方が国産小麦で作る場合は、レシピよりも10％ほど水分を少なめに入れて、生地の状態をみましょう。
国産小麦はタンパク質が少ないので、外国産小麦と比べると、パンが膨らみにくいです。
それでもふわっとしたパンは焼けますし、国産小麦は小麦の香りがとても良いです。
外国産小麦のほうが製パン性は良いよ！
初心者の方はスーパーでも手に入る、外国産小麦がおすすめ
国産小麦でも、水分量に注意すれば作れるよ！
私はいつも国産小麦を使っているよ
パン酵母（インスタントドライイースト）
おすすめパン酵母
パンを発酵してくれるのが酵母です。酵母はたくさん種類がありますが、初心者におすすめなのはインスタントドライイーストです。
予備発酵不要でそのまま材料に混ぜればOK！安定した発酵力があります。
似た種類のもので、ドライイーストがあります。予備発酵が必要ですが、こちらも使いやすいです。
スーパーでも売っています！ドライイーストという表記でも予備発酵不要と書いてあれば、そのまま材料に混ぜてOK！
インスタントドライーストの保管方法
開封したイーストは封をして冷蔵保存し、早めに使用しましょう。と一般的には書いてあります。
私は冷凍保存で1年弱眠らせたことがありますが、普通に使えました！補償はできませんが参考までに
砂糖
役割とおすすめ
- パンの甘味
- イーストの栄養源
- パンの老化を遅くする
- 焼き色をつける
どの砂糖を使っても大きく変わりませんので、家にあるものでOK！黒糖は少し風味が変わります。
塩
役割とおすすめ
- パンの塩味 塩の入っていないパンは美味しくないのです…
- 生地を引き締めてくれる→こねやすくなります
- 焼き色をよくする
- 雑菌の繁殖防止
こちらもどの塩を使っても、大きく変わらないので家にあるものでOK！
イーストの働きを弱めるので、材料を混ぜるときはイーストと離します。
油脂
役割とおすすめ
- 風味が良くなる
- パンがやわらかくなる
- 生地が伸びる→こねやすい
- パンの老化を遅らせる
初心者でとりあえずパンを作ってみたい！という場合は何でもOKです
無塩バター、ショートニング、オリーブオイル、菜種油、こめ油などを使用します。
バターが一番風味が良いとされますが、フォカッチャにはオリーブオイル、クロワッサンには発酵バターなどパンの種類によって使い分けたりもします。
初心者におすすめ！こねないパンレシピ
ではどの油脂でもOK！
私は発酵バター（バターを発酵したもの。通常のバターよりも風味が良い）で焼くことが多いです。
＋よく使う材料
最低限の材料5点のほかに、よく使用する材料は卵と牛乳（スキムミルク）です。
- パンが柔らかくなる
- 焼き色が良い
- 良く膨らむ
- しっとりする
- 風味が良くなる
卵と牛乳を使用すると、作れるパンのバリエーションがふえます。
初心者におすすめ材料-まとめ-
- スーパーで買える強力粉
- スーパーで買えるインスタントドライイースト（できれば赤サフ）
- 家にある砂糖
- 家にある塩
- 家にある油脂
ほぼ家にあるものでOK！笑
とりあえずパンをつくってみよう！
私のおすすめは、国産小麦、赤サフ、発酵バター！
よかったら試してみてね！
材料5点でつくれる！こねないパンレシピ
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